この際だからみんなの情報/技術リテラシーをあげようよっていう話
この記事のきっかけは「スーパーシティ法」こと国家戦略特区法改正案です。
参考記事:
https://ascii.jp/limit/group/ida/elem/000/004/014/4014050/
https://this.kiji.is/638217989251335265?c=39550187727945729
私は、どちらかというと理系に近い文系でしたので、こういった文理不可分な話題とか割と好きなので調べてみました。
この法案についてのメディアによる争点は大きく2つあります。
1. 個人情報についての取り扱いについて
2.スーパーシティの住民の合意形成について
です。これらの問題の帰結ポイントは、住民のテクノロジーとそれを扱う人に対する信用度、つまりは情報やテクノロジーに対するリテラシーであると私は考えます。
ある記事では、子供のころの成績や購買傾向、健康に関する情報についての個人情報が不適切に扱われることを危惧する旨の記載がありましたが、私はこれは今回の争点としては間違っているように思います。
もちろん、情報漏洩については大いに注意した上で、セキュリティを強固なものにすることは大前提ではあります。しかし、過度に個人情報を守ろうとするのは、これから国が実現しようとしているスマートシティというシステム全体を考慮しても、またそれを利用する私たちのような市民からみても悪影響ではないかと思います。
住民との合意形成に関しても、今回のコロナ騒動をきっかけにオンライン投票などが進めばそれほど大きな問題にはならないように考えます。
今回の法案は、2022年に効力を持つようですし、それまでに各自治体で検討・議論をしていけばよいのではないでしょうか?住民のほとんどが反対だという事態であれば、その自治体は、都市OSの導入を見送ればいいだけの話なのですから。
今回のコロナ騒動でも日本の情報リテラシーの向上や設備投資が必要なことが明らかになったと思います。リモートで働かないおじさんやタブレットがない家庭など、そういった場所にアプローチして、情報リテラシーを効率的に向上できるような起業なんかがこれから流行るのではないかなと踏んでいます。
私のSNSとの向き合い方
こんにちは、私です。
今回は、SNSとの向き合い方についてかいていきます。
最近、Twitterで#検察庁法改正案に抗議します で国民の理解は得られていないといって、検察庁法改正案の決定が見送られたのという出来事があったので、これからSNSというものにこれまで以上の人が触れるようになっていくと思います。
このようにこれまででは考えられなかった情報の浸透力を発揮しているSNSですが、一方でネット上での誹謗中傷などの事件も起きています。
私のネットの経歴
・中高時代に2chのROM専
ととても平凡なものですが、それらの中で学んだことがあります。
そもそもの前提ですが、「SNSやネットを利用するにはある程度の知識が必要であり、その知識は日々更新されている」というものです。
ここでいう知識とは、アカウント作成だったり、SNSでの発信の仕方だったりといった技術的な知識ではありません。
それらは、ググれば誰かしらが丁寧に解説してくれるサイトに記載してあります。
私の思うSNSやネットを利用するのに必要な知識とは、その記事を信頼しても問題ないかどうかを見極めるために必要な情報を取得できるかどうかです。
(知識というよりは能力ですが、、、笑)
例)#検察庁法改正案に抗議します
上のハッシュタグがTwitterで拡散されたときに自分が行ったことは以下の通りです。
1. タグを検索
話題のツイートと最新のツイート、それらをリツイートしているアカウントを適当に調べます。ここで確認すべきポイントは、タグの内容とアカウントの信頼度です。
(a) タグの内容
ニュース記事があればそれを読みます。なければそのタグは無視します。きっとおもしろいことなんだろうなとは思いますが、誰かが記事にするのを待ちます。
(b)アカウントの信頼度
もし、そのアカウントが明らかにその拡散を作るためだけに作られているようであれば無視します。有名人のアカウントであっても手放しで信用したりはしません。
ここまでである程度、話題への理解を深めます。どのような人が、どのようなことを拡散しようとしているのかを理解する程度にしておきます。ポイントなのは、これを厳密にではなく、なんとなくで把握することです。例えば、5W1Hはっきりさせてしまうのは、考えが凝り固まってしまったり、手間だったりするので、あくまでもなんとなくです。
出来れば話題になっているものの原文を探します。今回は検察庁法というだれでもアクセス可能な情報だったので調べることができました。論点となる部分を見つけて、読んで、理解して、もう一度ツイッターに戻り議論を眺めます。
3. 私の考えを構築
今回の検察庁法改正案の場合、私は以下の意見は考慮しませんでした
・コロナでの緊急事態宣言の最中にやることか?
→コロナと検察庁法改正はまったく別のものだから
・安倍政権に肯定的すぎるアカウント、否定的すぎるアカウント
→きっと彼らは検察庁法読めないぐらいには疲弊してしまっているから
ここでは私は賛成・反対のどちらかの立場だったかは書きません。今書きたい主旨ではないので。
自分は2chでROM専をしていたので、ここまで調べた上でもSNSで発信したりはしないほどにネットに書き込むことは注意しています。そして、SNSは気軽に使えていいものですが、今回のような政治・社会を動かしかねないものや特定の企業や人についての書き込みについてはここまで調べて発信しないと間違って意図しないことを発信してしまうかもしれません。
デジタルタトゥーは、消えないのです。
もし私がこれからSNSを使い始めるようになる小中高生にアドバイスをするなら、2chのまとめサイトを見て、ネットの文化と歴史を見極めるところから始めるのをおすすめします。
緊急事態宣言がもうすぐ解除されるようですが
こんにちは。
誰かが読むのかもわからないですが、1日1記事を描き続けてみようかと思って、2日目になりました。
ついでに言っておくと、このブログの目的はただ単純に自分の思ったことをアウトプットし続けるためです。
(ネットから収入を得たくなった時は、noteを始める予定ですが、今はまだ未定です。)
さて、今日は2020年5月24日ですが、新型コロナの影響で続いた緊急事態宣言が解除される見込みのようですね。
この自粛期間も誰よりも楽しんだ自信のある私ですが、これからの自分のこととか社会のこととかを少し考えてみました。
1. 仕事
今働いている会社はITに明るいので、リモートワークも進んでいますので、しばらくこの会社を続けて、自分のスキルアップとかに力を注ぎたいと思っています。幸いなことにこの完全リモートワークになってからというのも、通勤時間が少なくなったおかげで自分の時間が増えました。
自宅で自分のために勉強に費やす時間も増えましたし、リモートでもできることをわざわざ出社してやらなければいけないという心理的負担もないので、仕事にもだいぶ前向きになれました。
正直、この緊急事態宣言はメリットしかなかったですね!
というか、あの満員電車にのって会社に行き、あの満員電車で帰宅するという時間が無駄で徒労でしかなかったとここまで自覚してしまった今、以前の生活には戻りたくありません。緊急事態宣言が解除されてからも以前のような生活様式にはもどらないという発信をしてくれている東京都と政府の方達には感謝しています。
あとは、今後も会社が出社を本当に必要なタイミングのみとかにしてくれればベストです!
まじで通勤電車乗りたくない。
2. 私生活
もともと引きこもり気味な私には、実はコロナの前も今もあまり変わらない生活をおくっています。むしろ、家にいる口実ができてよかったとまで思っています。
さらにこれからは人が集まるような場所には以前のように人が集まることはあまりないのではないかと勝手に予想していて、もしそうなったら少しは旅行してみるのもいいかなと思ってるぐらいです。
外に出れない分、その時間がゲームやネットでの活動に向かい、eスポーツが盛り上がったり、ネット文化のさらなる発展がなされたらとても嬉しい限りです。
3. 社会
そんな状況の私ですが、それらだったりネットにいろいろ落ちている情報だったりをみたりして今後の社会をちょっと考えてみたいと思います。
まずこれからの仕事についてです。
・オンライン/リモートワークの促進
Bell-faceによって、営業ですらオンラインで可能にしようとする動きがあるぐらいですし、オンライン化/リモート化は間違いなく促進されるでしょう。
これらの利用ツールの情報拡散だったりには時間がかかるうえに、このタイミングで自粛解除ですので、それでも多くの会社は今まで通りの営業を続ける方針だったりするんじゃないかなと思います。
ということで、実は「今まで通りの働き方です」な会社勤の人は多そうです。(緊急事態宣言を受けても通常通り出社して仕事をしていた人はある程度いるようです。)
ここで言いたいのは、オンラインに適応できない職業はだめだ、なんてことではありません。
人はなんだかんだとコミュニケーションを求め、身体的接触があったら安心する生き物なので、対面形のビジネスが完全になくなることはありえないと思います。
大事なのは、オンラインによる仕事の正当化と地位向上がだいぶなされたということです。
以前までは、会社にもよりますが、リモートで働くには面倒な手続きがあったり、仕事のだいぶ部分を体育会系の方達主導でリアルでのコミュニケーション重視で進められていた節があります。しかし、これからは非対面コミュニケーションで仕事ができるかというのも重要になってきました。ネット弁慶な私にとってはとてもいいことです。
・学校教育の見直し
9月入学の議論があったり、オンライン教育の環境不備の問題だったり、今回の緊急事態宣言の影響をもろに受けたものの1つに学校教育があるでしょう。
ここでいう学校教育は、1つの教室にあつまり、教師・講師が黒板を使い講義をする形のものを指しています。
三密コンプリートなわけで、これらは都知事の「密です」の掛け声で解散させられますね。
そこで、これからは通信教育だったり、オンライン学校・塾・家庭教師になりますし、それがどんどん進んでいけばひいては教育の流動化がすすんでいくのではと思っています。
出来が良く意思のある生徒は飛び級できるようになりどんどん知識をつけれるようになったり、オンラインで最低限の知識をつけ、他は芸術活動やスポーツに力を注いだり、といったように個人がそれぞれ自分にあったスキルアップできるような環境になったら素晴らしいなと思います。
・大都市集中の見直しー人口集中のスピード緩和
2018年の記事ですがこんなのがあります。
https://docs.google.com/viewer?url=https%3A%2F%2Fwww.nam.co.jp%2Fnews%2Fmpdf%2F180524_tj.pdf
今回のをうけて、オンライン化が進めば地方にいながら都会での仕事ができたりするようになれば、少しは人口集中のスピードが落ちてスマートグリッドやスマートシティ開発の余地が生まれて、都市の構造がよりよくなったりしないかなっと夢想しています。
ひとまず今日はこのあたりで終わります。
9月入学についての論点まとめ
9月入学について様々な案や記事がでていますので、それを元にいろいろまとめてみました。
そもそも、、、
コロナが緊急事態宣言による休校など学校教育に与えた/与える影響
・学習時間の削減(教育過程終了に必要な時間が確保できない可能性)
・地域間の休校状況による不公平感
・オンライン教育対応の格差
・コロナ感染対応
これらより影響をうけてSNSで9月入学にしてみてはどうかという意見が出て、政府が検討を始めたという状況です。
パターン1. 4月入学
メリット
・制度の変更がないため、現場の教師や生徒、保護者への混乱がない
デメリット
・今回の休校措置で十分な学習時間を確保できない生徒が出てくる可能性
・オンライン学習の有無での学習時間などの格差が学校・生徒間で出てくる
パターン2. 9月入学
(1)2021年9月1日までに満6歳となる児童を新1年生にすることで、1年間で移行
メリット
・教育過程を終了するための時間の確保
・休校による格差がなくなる
・グローバルと制度の足並みが揃う
デメリット
・1学年だけ生徒数が増える
・制度変更に伴う必要人員やスペースが一時的に増大
(2)2021年度から1学年を13か月としつつ、5年間かけて移行
メリット
・教育過程を終了するための時間の確保
・休校による格差がなくなる
・グローバルと制度の足並みが揃う
デメリット
・移行期間の5年は生徒数が一時的に増える
・自治体の事務が煩雑に
多くの記事は、制度を改変するのには慎重な議論が必要だったり、4→9月入学の変更はコロナ対策と切り離すべきといった9月入試には否定的な意見が多いように思います。
ただ、SNSで始まった9月入学にして欲しいという意見も多くあり、賛同者が2万人近くあるというのも事実です。
「家庭の収入が少ない」「オンライン対応が難しい」といった、一番厳しい立場の人を置き去りにしない制度や対策になるといいですね・・・。
主な参考記事
・https://news.yahoo.co.jp/byline/senoomasatoshi/20200414-00173260/
・ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200522/k10012441391000.html